シン・エヴァ劇場版を見て「生きること」について思いを巡らす

※この記事は極力ネタバレをしないように気をつけて書いています。
※しかし、ネタバレが気になる方は、読まないほうがいいかもです。


エヴァの本質とは何か

14年の時を経て、ついに完結した「エヴァンゲリオン新劇場版」シリーズ。
1月に公開予定でしたが、新型コロナの影響で延期に。
実際に公開されるまで、ねこさんは、シン・エヴァのテーマソングである、宇多田ヒカルさんの「one last kiss」をYouTubeで聞きながら、テンションを高めていました。



そして先日、ついに見てきました。シン・エヴァを見て、思ったことは「生きるって、それだけですごい」ということです。

エヴァは、ただの怖いアニメだとか、ただのロボットSFだとか、言われることもありますが、それはエヴァの本質を捉えていません。

人間の心理描写がやはりすごい。極限の状況で、人間は醜くもなるし、でも輝くこともある。それを教えてくれるんです。

シン・エヴァでも、胸が苦しくなるようなシーンがたくさん出てきます。でも、人間って偉大だな、と思わされるのです。

ぜひ、まだご覧になっていない方は、見に行ってみてください。できれば、序破Qを全部見て予習してから行くと、より興味深く見れると思います。

現実世界にもシンクロする、エヴァシリーズのすごさ

このエヴァのすごいところは、もう1つあります。それは、アニメの作品としてすごいだけではないのです。そう、現実世界に生きる我々に考えさせ、影響を与えるところがすごいと思うのです。

エヴァは、最初のTVシリーズが放映されたのが1995年。それから四半世紀の時を経て、終幕しました。その間には、きっとエヴァがきっかけで、友達ができたり、辛いときも乗り越えられたり、時には結婚したり、いろんな人生があることでしょう。

そんな、人生に寄り添って、活を入れてくれる、それが、エヴァシリーズなのです。

また、NHKテレビの「プロフェッショナル」で、監督・庵野秀明さんのシン・エヴァ創作の様子も流れていました。彼もまた、人生をかけて、このエヴァを作っていました。ときに気まぐれで、ときに純粋な少年のような彼は、周りの人を振り回したりもします。それでも、エヴァチームが庵野監督についていくのは、「最高に良いものを作りたい」という彼の情熱の純粋さに心打たれるからでしょう。

実は、ねこさんは、庵野監督と同じ大学の出身です。時代も学科も違いますが、今回のプロフェッショナルを見て、同じ大学を選んだことを、とてもうれしく思いました。また、背筋が伸びる思いがしました。

庵野監督は、実際は大学教育はほぼ受けず、自主制作をして腕を磨き、学校は学費未納で放校処分だったそうです。それもまた、クリエイターらしくて、好きなエピソードです。

エヴァのキャラクターの1人、碇ゲンドウは、風貌が庵野監督に似ています。きっと、庵野さんは何かゲンドウに、エヴァの中のキャラクター一人一人に、思いを託したのではないか、そう考えずにはいられません。

どんなときにも、希望は残っているよ

この一連のエヴァ作品は、生きることのすごさ、尊さについて教えてくれます。

この作品が終わってしまったことが未だに信じられずにいますが、でも完結まで見届けられてよかった。なおかつ、エヴァと庵野監督と同時代を生きれてよかったな、と思います。

シン・エヴァの上映、おめでとう。そして、どんな時も希望を忘れずに、生きていきたい。

エヴァンゲリオン公式サイト
https://www.evangelion.co.jp/