「引きこもり」の人は何をして過ごしているのか

 

 

僕が引きこもりになったのは、もう10年以上前のことになりました。

逆に言えば、ふつーの社会に戻って10年。

あの頃の記憶は徐々に薄れつつあります。まぁカッコよく言えば「心がフタをしてる」のかもしれません。実際それはあると思うけど。なかなか、あの頃のテンションは思い出せません。(思い出さないほうが良いかもだけど)

 

で、ふつーの生活に戻って長いわけですが、その中で、ふと皆さんが思っているであろう疑問を思いつきました。

引きこもりうん十万人、なんてニュースでもよく言っていますが、たぶん一般の方は「引きこもっている最中、その人は何をして過ごしているんだろう?」って思うんじゃないかと。

ちょっと思い出して、自分の場合を書いてみます。あくまでも、自分の場合ですが。

 

僕の引きこもり期間は約1年でした。

で、ヒキはじめ?!のときは、やっぱりエネルギーがゼロなので、ずーっと寝てましたね。

体痛くなっても寝てたように思います。寝れちゃうんです。

 

しばらく経つと、少しだけ起きれるようになりました。

でも、家族とも話したくないし、顔を合わせる元気もない。

なので、まず昼夜逆転しました。

 

そしてやっていたことは、深夜ラジオを聞きながら、ネットをする。

まぁ、深夜ラジオといっても当時はスマホもradikoもないので、ラジカセをパソコンのそばに持っていって、イヤホンで聞いてましたね。

ネットは、掲示板とかやってたなぁ。

ずーっとその繰り返しでした。

ご飯は、家族がダイニングテーブルに出してくれていたので、それを食べてた。お風呂は、たまに入ってたかな?

でも、やはり夜だけ起きていて、しかも外に出ないので、だんだん季節感覚がなくなっていきましたね。掲示板の投稿日時が日付を示す座標になっていました。あと、刺激がないので、引きこもり中の出来事の前後関係も曖昧になっていたような。

 

掲示板は正直楽しかったし、深夜ラジオも聞けない番組を初めて聞いて、楽しかったし……それをやっている間だけは、意外とエンジョイしていたのかなぁ。

ネットをずっとやっていたので、日本語を忘れなかった、という副次的効果もありました。

復帰してすぐに、引きこもる前に読んでいた雑誌の新しいものを入手して、また読んだのですが、やはり言語能力が落ちていて、以前と比べてすごく読むのに時間がかかったんです。ちょっとショックでした。それでも、ネット上でコミュニケーションしていたので、まだ、救いはあったのかな、って思います。

 

まぁ、何がどうよくて、悪いかは、わからないものですね。

逆に掲示板にハマっていたのが、復帰を遅らせた面もあるのは確かです。

 

あくまでも、僕個人の例を挙げてみましたけど、こんな感じで引きこもっている最中は生きていました。